NFT works 編集部
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国内大手仮想通貨取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスCoincheck NFTで4月5日より販売が開始されたブロックチェーンゲームThe Sandbox(サンドボックス)内の土地が約3秒で完売した。

今回販売された土地の数はThe Sandbox内でも特に人気が高いとされるエリアの限定33個で、1個あたり0.7ETH(約16万円)で販売された。

The Sandboxとは?

The Sandboxとは、メタバースと呼ばれる仮想空間内でユーザーが自作のアイテムやキャラクター、建物を創作して楽しめるユーザー主導型のゲーム。

スマホゲーム版のThe Sandboxはすでに全世界で4,000万ダウンロードされており、2020年3月にスクエア・エニックス社から約2億円の出資を受けて日本進出を行っている。

The Sandboxのブロックチェーンゲーム版の仮想空間内の土地が”LAND”と呼ばれており、ユーザーはLANDを購入またはレンタルすることでThe Sandbox内で遊べるようになる。

また、ユーザーはゲーム内のマーケットプレイスで自作のアイテムやキャラクター、建物をNFTとして販売することが可能。

このように、ブロックチェーンゲームの特性を活かした新しい楽しみ方が世界中で多くのユーザーの注目を集めている。

”LAND”が注目を集めている理由

LANDが注目を集めている理由は主に2つ考えられる。

1つ目は、LANDの発行数に上限があることだ。LANDの発行数は16万6,464が上限と定められており、希少性がある。

今後The Sandboxの人気が上昇すると、この限られたLANDの所有権の価値が高まることが予想され、注目を集めているのではないだろうか。

2つ目が、LANDを使ってゲーム内で収益をあげられることだ。

公式サイトによると、ユーザーは下記のようにして収益をあげられるとのことだ。

・自身のLAND内に他のユーザーが訪れたり、自身のLAND内の自作ゲームがプレイされた際に、仮想通貨”SAND”を請求する
・LANDをカスタマイズして売却する

このように、The Sandbox内のLANDを利用することで、ゲーム内での行動やクリエイティブによって仮想通貨を稼げる世界が現実化しており、注目を集めているのではないだろうか。

今後について

ブロックチェーンPC版のThe Sandboxは、2021年の第一四半期ローンチ予定とされており、まだ正式にローンチされていないにも関わらず、LANDは48%がすでに完売している。

このことから、新たなゲーム体験やメタバース内でお金を稼げるということに注目が集まっていることがわかる。

また、ゲーム内で利用可能なSANDトークンは、前月比+97.2%の0.69ドルをつけており、他のNFT関連銘柄と同様注目の高さが伺え、今後の動向が楽しみだ。


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canvaで作成